魚網の食器洗いネット
ベトナムの魚網の再生品で作られた食器洗いネット、なんだそうです。
その名もSutenainet 。可愛い名前ですね。
生徒さんがボランティアをされていて、こちらをプレゼントして下さいました。
このままクシュっと適当に丸めて食器を洗いますが、見た目以上に軽やかで使いやすいです!
ゴワゴワも、全くしません。
スポンジを使ってる方は、スポンジにこのネットをかぶせて細かい汚れなど洗い落としてもいいのだとか。
野菜(お芋とかごぼうとか?)などについた汚れも、このネットをかぶせて洗うといいそうですよ。
このままでも十分汚れは落ちるのですが、私は液体ソープを少しだけ垂らして使ってみましたが、ソープや洗剤の量も不要、もしくは減量に役立つなぁと思いました。
ガーデニングをやられる方は、鉢洗いにもいいかもしれませんね。
使用後はS字フックなどにかけておいて乾燥させますが、速乾性があってそれもまた良し。
しかもとても丈夫で、長持ちだそうですよ。
スポンジにくるんで使う場合も、スポンジ自体が延命されるそうです♪
昔から(ロスに住んでいた時代から)、いつも私は生徒さんに恵まれていて、いろんないいこと、いいものを教えて頂きました。
このご恩は、私にできる範囲でどんどんご紹介していって還元させて頂こうといつも思っています。
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by marie-foliage
| 2020-11-06 05:40
| Ecology
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フランキンセンスとの出来事
10年ほど前のこの季節、本格的にアロマの世界に入り込み、勉強をしていた時のこと。
その日は珍しく勉強の合間に眠くなり、ちょっとだけと思いながら横になってうたた寝をしました。
現実と夢の狭間の時、ふと私の周りに人々の気配がはっきり感じられました。
その人々は、(私は目は開けていないのですが、)古代ギリシャ風のおじさん達であることが感じ取れ、何やらヒソヒソと話をしています。
そして、一人の人が言いました。
「今だ、今、フランキンセンスをこの者の口に入れろ」と。
私の口はこじ開けられ(たような感じがしました)、フランキンセンスを数個、入れられたようでした。
だからと言って、その時にフランキンセンスが美味しかったとか(食べたことはないですが)、その後神秘的なことが起こったとか、取り立てて大きな変化があったわけではないのですが、そのギリシャ風のおじさん達の存在の気配が余りにリアルだったこと、横たわる自分を皆が取り囲んで覗き込み、一気に口にフランキンセンスを入れられたことが、自分なりになんだか「霊的な手術」をうけたような感じがして、自分では「フランキンセンスの珍事件手術」と名付けてずっと心に留めていました。
その年は、心身の不調からアロマに大きく目覚め、その夏には偶然南仏でアロマに縁のある土地を訪ね、その直後に本格的にアロマの世界に足を踏み入れようと決めた、自分にとっては大きな変化の時でした。
それまでずっと続けていたお花の仕事を一旦休止し、空っぽになっていた時期でもありました。
フランキンセンスの香りは、嫌いなわけでもなく、また特に好きな香りというわけでもありません。
しかしながら、10年前にこのような不思議な体験をしたこともあり、自分の中でずっと気になる存在でした。
好き嫌い関係なく、きっと自分には何かご縁のある精油なのでしょう。
香りのセッションもするようになり、単なる効能だけではなく、精油のスピリチュアリティ、チャクラとの関係、様々な点から精油を眺めるようになった今、フランキンセンスは自分にとって、一体なんだったのかーーー。
改めて、10年前の出来事を思い起こしました。
様々な文献の中で、一つ、自分にピンと来たものがありました。
フランキンセンスの語源が、中世期のフランス語「franc」は、「純粋」や「自由」を表し、ラテン語の「incensium」は「燻く」という合成語から成っているということです。
この言葉に、自分なりに思い当たり、ピンと閃くものがありました。
そして、樹脂の精油とは樹木の霊魂とも言われます。それはそのまま、人間にも当てはまると言えます。
今、10年経ってあの出来事の解釈を自分なりにするとすれば、それは「これから、自分が純粋に真の自分に向かっていく時期に加速的に突入する」という意味だったのかと。
マトリックスの映画で言えば、赤いピルを飲まされたということなのかもしれません。
あれからの10年、正に私はそれまでずっと本格的に勉強、研究したかったハーブやアロマの世界にどっぷり腰を据えて浸かり始め、自分の髄のようなものに沿った生き方に変わったように思います。
既に気付かれてらっしゃる方もいるように、今、時代が大きく変容しています。
外側でどんなに変化が起こっても、これから自分の軸をさらにしっかりとさせ、内側に揺るぎない黄金の帝国を築くことが非常に大事になっていきます。
10月の初めの記事にも載せましたが、近頃本当に納得するこの大好きな文を、最後にまた載せておきたいと思います。
本当の自分になって(戻って)いくことが、全てにおいて完全たる世界を形成するということ。
「本当の自分を生きる」ことが、これからの光り輝く時代の基盤になっていくのではないかと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
五感とフィーリングで本当の自分を理解し、
それを生きると他の人も本当の自分を生きて良いと目覚めていくのです。
それが地球への癒しであり、バランスへの貢献なのです。
特定の何かをすることで地球への癒しとバランスを実現できることではないのです。
何をすれば役立てるか、(それは)本当の自分を生きることです。
ウィリアム・レーネン
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by marie-foliage
| 2020-10-31 04:28
| アロマ
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記憶力にゴツコーラ
f o l i a g e -Nursery- でも苗をお出ししている、ゴツコーラ(Gotu Kola):ツボクサ。
アーユルヴェーダを学ばれた方には特におなじみかと思いますが、一般にはまだ認知がないのか、皆さん、余り注目することがないようです。
「記憶力向上」が期待できますよ、とお伝えすると、一定の年齢を迎えた皆様の目がキラリと光ることがあるので(笑)、このハーブをもっと広く知って頂き、親しんで頂きたいなぁといつも思います。
この葉っぱの形を見ると、正にパラケルスス の「特徴類似説」を思います。
小脳の形に似ているので、このハーブが人間の脳に働きかけるのでは、という仮説を昔のハーバリストが立てたことが容易に想像できます。
実際、脳神経細胞を7倍の速度で増産するので、記憶集中力向上、そして中枢神経系のリラックス作用もあるので、アルツハイマーや多動症障害にも利用されるそうです。
その他、ストレス起因の心身疲労、落ち込み、不安、不眠に。
さらに皮膚トラブルにもよく、湿疹、蕁麻疹、ニキビ、傷口の治癒などに効果が期待できます。
小さな傷であれば、葉っぱを少し揉んで傷口にパップするのがいいでしょう。
また、浄化(体内毒素のデトックス)、フラボノイドが含まれているのでアンチエイジングにも効果が期待でき、見逃せないハーブです。
ゴツコーラは水辺を好む植物なので、カリフォルニアの乾燥した気候では、水やりは欠かせません。
たっぷりと水やりするほど、生き生きと元気になるハーブです。
また、直射日光に当たると葉焼けをしたり瑞々しさがなくなるので、半日陰で育てるとよいでしょう。
我が家では二鉢に分けて育てていますが、その都度摘んでお料理に大事に使っています。(サラダや卵料理に混ぜ込んだり、サンドイッチに入れたり)
もし生い茂るほど育つようでしたら、贅沢にジュースやティーに利用してみるのはいかがでしょうか。
■ ゴツコーラ/ツボクサ
学名:Centella asiatica
セリ科ツボクサ属
主要成分:サポニン、フラボノイドなど
お写真は、Adept Impex 様よりお借りしました。有り難うございました。
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by marie-foliage
| 2020-10-30 12:24
| ハーブ
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2020 Noël Tea ご注文承ります。
秋も深まって参りましたが、バークレーは爽やかな秋晴れの続く日々。
このお天気と乾燥を利用して、雨季が来る前に今年の断捨離と、ホリディーシーズンのためのもの作りもスタートしました。
毎年、皆様に楽しんで頂いておりますクリスマス期間スペシャルの紅茶 Noël Tea を、今年も作り始めています。
例年ご要望に見合った数をお渡しできないことが多いですので、今年は早めにご注文を承ります。
今から熟成させ、11月下旬頃からお渡しできると思います。
ご希望の方は、恐れ入りますがコメント欄かメール(初めての方はメールをご利用下さいませ)にてお知らせ下さい。
こちらからご返信させて頂きます。
☞ 6oz. $6- (ご予約終了致しました。有り難うございました。)
誠に恐れ入りますが、お一人様5個まで承ります。
☞ 紅茶、他の素材共、すべてオーガニックを使用しております。
☞ ご予約は、10/30 までにご連絡下さいませ。
(ちょっと早いですが/笑)バラのほのかな香りとスパイスの香りで、素敵なホリディーシーズンをお迎え下さいますように。
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by marie-foliage
| 2020-10-24 05:42
| お知らせ
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ホロヴィッツ/ トロイメライ
トロイメライとは、ドイツ語で、「夢、夢見心地」「夢想にふけること」などを意味するそう。
子供の頃よく聴いた馴染みのある曲でしたが、ホロヴィッツのこの演奏は、まるで違う印象でした。
さらりと流れていく軽さを伴った静かな旋律に、ホロヴィッツの様々な人生への想いが重ね合わさり、胸を打ちます。
歳を経て人の内側から醸し出される音楽ーーー。
熟練とは、軽やかさをそなえ合わせることなのかもしれません。
人生は夢のようなもの、なのだから。
ホロヴィッツという音楽家の人生に、敬意と祝福を。
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by marie-foliage
| 2020-10-19 11:24
| 音楽
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美は、見る人の心の中に。
by marie
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