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ローズマリーさんお勧めストレス解消ハーブ

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アメリカのハーバリストの第一人者、ローズマリーグラッドスターさんがお勧めする、ストレスや不安を解消する8つのハーブの中から、皆様にも馴染み深いであろう7つをご紹介したいと思います。
(その中の一つはカバでしたが、今回は割愛します)
又、私が個人的にお勧めするハーブも一つ、最後に掲載しておきますね。

特に最初の二つのハーブは、一般の皆様にも馴染みがある名前のハーブで苗も手に入れやすいですし、これから正に季節的に収穫も期待できるハーブです。

ウイルスによる外出規制で、心の疲れも溜まってきた頃かと思います。

お好きなアロマの香りを楽しみながら、時には下記のようなハーブティーをゆったりいれて、心のためのお茶を味わってみて下さいね。(中には、ティンクチャーなど、他の剤型が向いているものもありますが!)

鎮静ハーブは、運転の前や集中する機械作業などの前には摂取をお勧めしません。
又、禁忌その他は、各自の責任においてご利用下さいませ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

■ レモンバーム:葉と花を使用。自然が与えてくれた最高の鎮静ハーブの一つ。メディカル
        要素を期待したい場合は、フレッシュの葉が最も効果的。
        レモンと蜂蜜を加えて、ストレスや不安感を和らげるために一日中飲む
        ことができる。
        味の良い神経強壮剤を作るには、これにオートとカモミールを同量ずつ
        使う。

■ カモミール:花を使用。普段用の鎮静ハーブとして有名。子供にも最良のハーブ。
        蜂蜜を加えても美味しい。
        ティンクチャーにも良く、食事前に摂取すると、消化も助ける。
        大人にももちろんだが、赤ちゃんのお風呂に加えると、驚くほど心を
        落ち着かせる。キク科アレルギーの人はご注意を。

■ セントジョンズワート:花と葉(地上部)を使用。うつ病や不安感の薬として伝統的に
            人気の高いハーブ。
            ストレスや不安感、うつ病、季節性感情障害、慢性疲労などに。
            薬との相互作用は、下記の「参考」を!
            ☞ 不眠症:ホップやバレリアンとブレンド
            ☞ うつ病:ラベンダーやレモンバームと 〃
            ☞ 感情の起伏の激しい子供に:カモミールと  〃
            ☞.その他、鎮静ハーブのパッションフラワーとブレンドして、
              不安感のケアに

■ ホップ:球果を使用。神経系に与えるリラックス効果で高く評価される強力な作用を
      持つ。
      緊張や不安を和らげ、不眠にも効果が期待できる。
      ビールに使われるように、大変苦いので、ティンクチャーやカプセル剤で
      使用する。
     ☞ 強い鎮静作用があるため、うつ病に悩んでいる人の大量摂取は勧めない。

■ ホーソン:葉、花、枝先、果実を使用。高血圧ハーブとして有名だが、実はうつ病、
       不安感の素晴らしいセラピーでもある。
       ティー、ティンクチャー、カプセル剤、シロップ剤、ジャムなどにして
       使用。
       ☞ 果実はティーにしても美味しい。レモンバームやオートとのブレンド
        など。

■ バレリアン:根を使用。中世ドイツの修道女ヒルデガルドは鎮静薬として珍重した。
        ストレス、不眠症、神経系疾患に、優れたハーブ。
        匂いが独特であることと、揮発性オイルを含んでいるため、ティーより
        ティンクチャーやカプセル剤がお勧め。
        薬との相互作用は、下記の「参考」を!

■ オーツ:緑の乳頭部分、種子、茎を使用。最高の神経系強壮ハーブに数えられるハーブ。
      ストレスの多い人、不安感のある人、うつ病、イライラなどに。
      ☞ 先端部分や茎が美味しいティーになる。緑がかったものでないと、薬効が
       期待できない。
      ☞ 鎮静薬にするには、レモンバームやパッションフラワーと、
       睡眠補助にはバレリアンとブレンド。


私の個人的に一押しのお勧めハーブは、こちらになります。

■ スカルキャップ:葉を使用。すべての神経系疾患に処方されるが、特にストレス、
          イライラ、不眠症、神経疲労に。
          効果が絶大だが、過剰摂取や長期使用の問題もない。
          逆に、効果を最大限に得るには、適切量を一定期間以上摂取する
          必要がある。
          ティー、ティンクチャー、カプセル剤など。



参考ハーブのSpecial Issue(ハーブティーのABC、Q&A、薬とハーブの相互作用)

参考文献:「メディカルハーブレシピ」ローズマリーグラッドスター著












by marie-foliage | 2020-04-26 08:22 | ハーブ | Comments(0)


美は、見る人の心の中に。


by marie

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