基材の引き出しを沢山持つこと

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実は、昨年から右足の甲にずっと傷を負っていて、治癒にてこずっていました。

素足に竹網製のスリッパ(スパなどでよく用意されていることがあるかと思います)をはいていたら、ヘリが肌にこすれて傷になったのが始まり。
なぜか右足の甲のみ回復せず、その後かき傷になってからは、大変なことになってしまいました。
当初はまさかこんなに長くトラブルになるとは思いもせずーーー
でも、最後にピンと来た基材との出逢いで、これを自分自身で気づき、深く理解するための道のりだったんだなぁと、今では思います。
全く長い道のりでした・・・。

傷、肌のトラブルと言ったらハーバリストとしての第一選択は、まずはカレンデュラ・オイル、セントジョンズワート・オイルかと思います。
しかし、今回の事例においては、それも全く効果がなく、どんどん悪化していくばかり。
この度の症状では、有効成分を活用するには、精油を使用するのはとんでもなく(悪化の一方でした)、ティンクチャーも余り良い効果を感じられず(アルコール分が強すぎる感じがしました)、フローラル・ウォーターがベストだと分かりました。
それでも、通常はかなりよい働きをする抗炎症のカモミールが今回はダメで、カレンデュラ・ウォーターは大丈夫だったのです。
本当に、「この症状に良いはずのハーブ、精油」がほぼ機能しない時、ゴールの見えない先行きに、お手上げでした。

途中、日本帰国の際には自らの自然治癒力を活用した湿潤パット(ハイドロコロイド・パッド)なるものも利用してみたことがありましたが、どうも、使用しているうちにそのパッド自体にも肌が負けてしまったようで、またまた治癒は遠のくばかり。暑い時期と重なって、さらに良くなかったのでしょう。
鍼治療もして頂き、大部落ち着いてからは、その後試したひまし油とカレンデュラ・ウォーターのコンビネーションがその時の症状に合うことが分かり、かなりゆっくりの回復に向かっていました。

しかし、最後のフィニッシュがどうも芳しくありません。あと一息、どうしても完治に至りません。
長く同じ基材(ひまし油とカレンデュラ・ウォーター)を使っていると、どうも肌も慣れてしまって、効果がなくなっていくように感じました。

夏になる前に、どうにかして完治させたいーーーと思っていたところ、ピンと来たのが、火傷の治癒でも知られているアロエヴェラ・ジェルと、アメリカではおばあちゃんの薬箱的存在でもある、ウィッチ・ヘーゼルです。
先日のアロマクラスで生徒さんとアロエヴェラジェルを使用したので、これにウィッチヘーゼルのタンニン(傷を保護して再生させる)を加えたらどうだろうーーーと閃いたのです。どちらも傷や炎症にも効果が期待できそうなので、早速ジェルを治りそうな傷に塗ってみました。

結果は、効果抜群でした!
今、長かった闘傷?!生活にも終止符が打たれようとしているほどの、素晴らしい回復を見せています。ほぼ、完治です。


ここまで色々試したことで分かったのは、ハーブや精油の有効成分(今回は、私には特にアロマの精油はworkしませんでしたが)を肌に運び、浸透させる「基材」は、色々な知識を引き出しとして持っていることが大事だということ。
何かの基材がだめでも、他の方法もあるということ。
そしてそれを使いこなし、どんな状況でどのように使用するかで効果が出るかということを、体得していくことの大切さ。
自分で経験すれば、家族など他の人にも応用できます。

今となっては、なぜすり傷の軽い時点で、よく知られるアロエヴェラ・ジェルを試さなかったのかーーーなぜか油、油と思い続けた自分が不思議なくらいですが、きっと長い迷子の旅の後に、このような深い実感を体験するためだったのでしょう。
あきらめないで色々試し、自分の傷とじっくり付き合って到達出来た治癒ーーー今は、この道のりで経験した色々に、感謝の気持ちです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして私が感じる、右脳的な直感。

それは、肌(体)は、過去の記憶を存続しているのではないか?ということ。

20年近く前、アリゾナでジャンピング・カクタスというサボテンに右手のひらをさされ、一大事になったことがありました。手のひらを永遠に転がり、自分ではそのサボテンを取り除くことができないのです。
その後10数年後、ネトルの葉っぱを触ってしまい、その棘によって同じく手のひらに湿疹ができましたが、これも2年程治りませんでした。
途中、過去のサボテンの記憶が蘇りました。
肌は、「棘」による反応を記憶していたのではないか?と。

また今回、足のかき傷がこうしてずっと治癒しない理由のひとつにーーー
これも20年数年前、新居のペンキを自分で塗っていた際に、ペイントする前の生木に負けて、足が湿疹だらけになったことがあったのです。
そのことが、途中思い出されました。
肌は、体は傷を記憶していて、何かの刺激によって、同じような症状を表現?するような気がしてなりません。

キネシオロジーなどでは、そういった過去の記憶を遮断する治療をしてくれますが、自分でこれをリセットする方法がないものかーーー今、色々思いめぐらせているところです。


☞ 傷の治癒に効果を期待したい場合、特に傷がシビアな時は、基材に合成界面活性剤が入っていないか、確認されて下さい。
 (合成界面活性剤は避けて下さい)
 








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by marie-foliage | 2018-05-30 08:45 | 健康


美は、見る人の心の中に。


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