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インフルエンザの季節に

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ここ、サンフランシスコベイエリアでも、日本同様インフルエンザが大流行中。
皆様、ご体調崩されてらっしゃいませんか?

ちょうど先日、タイムリーなテーマでメディシナルハーブ・クラス、「風邪のためのハーブ/Cold care 」を開催し、皆様に私の知っている限りのことをシェアさせて頂きました。
クラスの最初にご紹介、試飲して頂いた、バークレーのハーブの先生に教えて頂いたターメリック、ジンジャー・スパイスティーは、皆さん大変興味を持って下さったように感じます。

ターメリックと言うと、まずはカレーを思い浮かべますが、そういったキッチンで使うスパイスですと、皆様にも身近に感じて頂けるのかもしれません。また、日本では「秋ウコン」として知られているので、皆様にも遠い存在のハーブ、スパイスではないですね。(注:「春ウコン」は成分も異なる別種)
パウダーだけでなく、ドライのターメリック・スライスを初めてご覧になられた方もいらっしゃいましたが、早速ハーブ屋さんで購入してみたいとおっしゃる方もいらっしゃいました。

生のジンジャーにこのターメリック、そしてターメリックの有効成分クルクミン(橙色)の吸収を最大限にするブラックペッパー(アルカロイドのピペリン)、その他のスパイスを加え、最後にレモン汁とハチミツで頂きます。

私も、昨秋からのぶっ通しの忙しさから何度も風邪を引きかけましたが、こんにゃく湿布とこのターメリック・ジンジャーティーの御陰でしょうか、まだ(?!)大事には至っていません。
ハーブの力を借りて、乗り切ってみたいものです。


● ターメリック/Curcuma longs(学名)ショウガ科ウコン属
 強力な抗酸化作用、抗炎症作用、殺菌作用、抗菌作用、鎮痛作用を期待できる。
 消化器や肝臓の不調、皮膚の感染症、痒みなどの治療に使われてきたが、
 近年では、有効成分のクルクミンが、がん、糖尿病、アレルギー、関節炎、腸疾患、
 アルツハイマーの治療に役立つ可能性があると言われ、注目を集めている。

 一度に多量の摂取は消化不良を起こすことがあるので、注意。(一日12g以上摂取し
 ても、それ以上の効果は期待できないとされている)

 外用としては、抗炎症作用を利用して、痛む部分にパウダーを水で練った(もしくは
 水をスプレーしてしっとりさせた)ターメリックをガーゼに包んで当てておくと良い。

 仏教の僧が身につける、橙色の僧衣「サフラン・ローブ」も、ターメリックで染めた
 ものだそう。



☞ 参考:「ハーブ&スパイス大事典」「メディカルハーブ事典」「ハーブ・スパイスの事典」



by marie-foliage | 2018-01-20 10:38 | ハーブ | Comments(0)


美は、見る人の心の中に。


by marie

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