オランダからの、古いハーブの本

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数週間前、オランダ出張に出かけた夫が、アムステルダムのアンティークブックセラー antiquariaat KOK にて、昨日の私の誕生日のために、19世紀のメディカル・ドクターの著したアンティークの本を求めてきてくれました。
1800年、ウィーンで出版されたものだそうです。

お店の人が色々説明をして下さったようです。
銅版画の銅板自体も夫に見せて下さり、銅板で描いた植物画の紙には、銅板の縁跡が残るものがあること、この本の紙の素材は紙のパルプではなく、コットンファイバーの紙なので、今でもいいコンディションを保っていることなど、なかなか興味深いお話です。
またこの本の植物画のハンドペイントは、当時の経費削減の主流であった孤児に色を塗らせたのではなく、ちゃんと専門家が塗ったものであるようです。
お店の人には、特に(この本の場合)、見開きページのようなものは、模写して複製とも言わずに販売する人も出る可能性があるので、そういった残念なことが起こらないよう、SNSで気軽に全体像をアップしたりするような軽薄なことは避けてほしい旨も伝えられたとか。
このネット時代、古いものの品性を守っていくために、現代人が心がけなければならないことがあるということーーーそういったことも配慮し、私も全体像のお写真は避けて掲載させて頂きました。

こういった古い本は、ページ毎にバラバラにされ、一枚の植物画のとして販売されることが多く、この本のようにバラされずに一冊の本として残っているのは、非常に珍しいとのこと。

中のハーブたちを見てみると、特に説明がなされているわけでもなく、絵と植物名のシンプルなもの。
しかしながら、学名に二名法が記されているのを見ると、分類学の父、カール・フォン・リンネが二名法を確立した18世紀前半〜中頃より後の時代のものなのだなぁということを確認できます。(この本は1800年刊行なので、時代的にも二名法確立からまだ50年少々ほどの頃かと思われます。)

見開きページには、この本を所有していた方の名前や年のサインも記されてあり、暮らしの中で普通に在ったカリグラフィーの伊吹のようなものも感じられ、心はこの本とともに、200年前の19世紀にタイムトリップしてしまうのです。



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# by marie-foliage | 2019-02-17 08:06 | 愛用品

デトックスハーブ・バス

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まだまだ寒い日が続きますが、植物の様子を見ていると、既に私たちは春を迎える流れの中にいることに気付かされます。
冬の間に体内に溜まった毒素を、そろそろ少しずつ解放していきましょうか。

私のデトックスハーブの定番、ローズマリーは今、庭で開花の盛りでエネルギーの高まりを感じます。
このデトックス時期にエネルギーが高まっているということは、やはり私たち人間にも良いタイミングで差し出されているということなのかもしれない、とも感じます。
ここに少し潰したジュニパーベリーを加え、香りの効果も期待したい場合は、精油もほんの少しだけ加えます。
バラは、もちろん美肌にも効果が期待できますが、何より、目に、幸福感を与えますね。
ハンドバス、フットバス、半身浴、入浴にも、これからのハーブに天然塩を加えるとさらにデトックスの効能は高まります。

植物の何が私たちの体に効果が期待できるのでしょうか。
化学成分と言えますが、化学成分も元は、原子、素粒子。
同じく原子、素粒子からできている私たち人間と、素粒子レベルで互いに「共振、同化」することが、治癒するということーーー本来の姿、状態に戻るということ、なのかもしれません。










# by marie-foliage | 2019-02-10 07:08 | ハーブ

アロマイントロクラス開催候補日

本年度、第9期生のアロマコースクラスにさきがけた、イントロクラス開催日の候補日をお知らせさせて頂きます。

現在、以下の通りになっております。
もしご希望の方、お知り合いやご友人様でご興味のある方がいらっしゃいましたらば、是非お知らせ頂けますと幸いです。

講師自身、さらに情熱、知識共パワーアップして(笑)、皆様のお越しを心より楽しみにお待ちしております。
(こちらの記事は、後日削除する可能性がございますので、ご了承下さい)


2月23日(土)こちらは終了致しました。
4月にも開催可能です。ご興味のあられる方は、お気軽にご連絡下さいませ。




# by marie-foliage | 2019-02-09 02:20 | アロマクラス Essence

エタノール、アルコールについて

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生徒さんから、アロマの基材として使うエタノールについてご質問がありましたので、ここにまとめておきます。

アロマで使うアルコールには、無水エタノール、消毒用エタノール、ウォッカなどのホワイトリカーがあります。
度数の高い無水エタノールほど精油はよく溶けますが、肌への刺激は強くなります。
その時々の用途、自宅での使用をよく考慮して、使い分けていくといいかと思います。


無水エタノール( Absolute ethanol )
  日本薬局方では、常温の15度でエタノールを99.5% 以上含むもの。
  精油を希釈する際には最も溶けやすい、

消毒用アルコール( Rubbing alcohol , Ethyl alcoholなど ) 
  日本薬局方では、 常温の15度で、エタノールを 76.9〜81.4% 含むもの。
  無水エタノールより高い消毒効果をもち、皮膚や器具の消毒目的に使用される。
  アメリカのドラッグストアなどでは、70% と記載されたものの販売が主流。
  (アルコールの% が高いほど消毒効果が高いわけではなく、この% が最も消毒効果が
  高いのだそうです)

ウォッカ
  精油を希釈したり消毒もできるが、上記のアルコールよりは効果が弱い。
  ティンクチャー作りに。(度数は、通常35〜45度で。アメリカでは80 proofが
  一般的。但し、専門的に作成する際には、ハーブなどにより度数を変える)


☞ 英語圏在住の方へ/英語サイトで、このような記事も見つけました。






# by marie-foliage | 2019-02-02 12:44 | アロマ

早春の知らせ

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少し前の写真になりますが、庭のムスカリです。
ムスカリを好きでない人なんて、いるのでしょうか。紫色の宝石は、毎年その開花を見つけると、心がほころばずにはいられない可愛らしさです。

ここのところ、色々な仕事や用事が重なり、お正月気分が一気に吹き飛んでしまうような忙しさでしたが、やっと先が見えてきました。
合間合間に、庭で見つける「早春の知らせ」に、心癒される日々です。

気がつけば街路樹のプラムもいつの間にか花をつけ始め、その辺りはほっこりと一面、「春」の空気。

どんなに慌ただしくとも、四季の移ろいを感じる心だけは見失わないようにーーーと、自分に言い聞かせる日々です。





# by marie-foliage | 2019-01-30 06:52 | 花、植物


美は、見る人の心の中に。


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