Thyme ハニーシロップ

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移動の多かった夏の旅先から戻って、一気に疲れも出たのか、お約束のように風邪になりました。
私の場合、風邪になったらすぐ喉に・・・。

そのために、ハーブの中でも抗菌力の高さを誇るタイムのハーバルメディスンーーーティンクチャーやハーブティーなどは、普段から我が家の緑の薬箱に色々揃えて待機させています。


今回は、ずっと作りたかった、浸剤(ハーブティー)を使ったハニーシロップを作ってみました。

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・10分ほど浸出したタイムハーブティー(通常は3〜5分の浸出です): 100cc
 (ドライハーブティースプーン1/2強 に、お湯100cc 。蓋をしてそのまま10分。
  その後漉します。)

・ハニー : 100g(ハニー自体にも抗炎症作用あり)

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ハニーに出来上がったタイムの浸剤(ハーブティー)を混ぜて、出来上りです。
ハニーの酵素を生かすため、火にはかけないで作りました。


また、水溶性分(浸剤/ハーブティー)が入っているので、早めに使い切ることをお勧めします。
お水割り、お湯割り、ハーブティーに混ぜたり、ヨーグルトに混ぜたりと、楽しみながら喉ケアに使います。
鍼の先生にうかがったところによると、咳が出ている間は、冷たい飲み物は飲まない方がいいそうですので、少なくとも常温以上の水溶成分で摂取した方がよいかと思います。


はちみつの見分け方(こちらの記事の最後の方に記載しております)

☞ ハーブの効能を期待したい場合は、色々な品種がある中、メディカル使用のハーブを利用
  しましょう。
  タイムの場合は、Thymus vulgaris という学名のものを利用します。

  タイムに含まれる強力な殺菌作用(チモール、カルバクロールなどの精油分)、鎮静作用
  のフラボノイド(アピゲニンなど)、鎮咳、去痰作用(サポニン)、炎症を鎮める
  タンニンなどが、喉や気管を癒してくれます。
  タイムは特に、激しい咳、いつまでも咳が残るといった状態の時に用いることをお勧め
  します。

Thymus vulgaris(タイム/ 立麝香草)










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# by marie-foliage | 2017-09-07 03:59 | ハーブ

ユトレヒトでの不思議な出逢い。

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この夏のオランダの旅の続きです。

デルフトから南下し、ミッフィーの故郷、ユトレヒトへ。
訪れてみると、ユトレヒトは程よい都会感と、ゆったりとした空気感のバランスがとても素敵な街でした。
街のサイズも、少しの刺激とゆったり感も、のんびり屋の私にはぴったりで、この街がすっかり好きになってしまいました。

ユトレヒトに着いたその日、ちょっぴり不思議なことがありました。

娘が買い物をしている間、私はお店の外で運河でも眺めながら座って待っていようと思ったのですが、ベンチももう一杯で、座る場所がありません。
ふと、パイプ椅子がそこらに数個あったので、(勝手に)座ってみました。
間もなく、どこからかご夫婦が現れ、私の横に同じくパイプ椅子を並べて座りました。と同時に、その小さな子供たちが三人程、また同じようにパイプ椅子を広げ、そのご夫婦ーーーご両親と向かい合うように椅子を移動させて座りました。
気づいたら、私は、まるでそのご家族の一員のように、その輪の中に入っていたのです!笑

「どうしようーーー」とちょっと汗と苦笑いが出てしまいましたが、ひとりの男の子が、立ったままです。
はっと気づくと、私の右横に未使用のパイプ椅子があって、私に遠慮して座れないでいるようでした。
私は、「この椅子使う?ここに座る?」と聞きましたが、彼も遠慮して、首を横にふります。

これがきっかけになって、いきなりミセスが打ち解け、私に話しかけてきました。どこから来たの、出身はどこ、家族は?
英語を余り話さないようで、私の下手な英語と、苦肉の会話ですが、なぜか心と心には、温かいものが流れているのが分かります。
そうしているうちに、小さな女の子が、自分の食べていたグミを食べてと、私に袋を差し出します。「ありがとう」と言ってごちそうになると、女の子はまっすぐな目で笑顔を私に届け、彼女の汚れのない純真な心が伝わってきます。

一体どうして、こんな異国で、こんな偶然によって、見知らぬご家族と、円になって座っているのでしょうか!!
傍目から見たら、きっと不思議で面白い光景だったに違いありません。笑

もっとお話をしていると、そのご家族は、シリアから来たとおっしゃいました。きっと移民されてきたのでしょう・・・。
ミセスが、「オランダ語も余りしゃべれず、言語は難しいわね」とぽつりと言ったその言葉の余韻に、そのご家族の境遇を想像し、私には分かり得ない深い想いがあるように感じました。

不思議の時間の終わりは間もなくやってきて、目の前の工事していたビルから突然作業員の男性が出てきて、「それらは私たちの休憩用のパイプ椅子で、そろそろ片付けますので」と言って、私たちはすぐ立ち上がり、お別れをしました。
ずっと、何度もお互い振り返りながら、「さようなら」を・・・。


ユトレヒトに着いてすぐに、なんて不思議な出逢いがあったことでしょう。

移民の国、アメリカに住んでいながら、正直私は今まで、自分が余り移民だと意識したこともありませんでした。有り難いことに、アメリカにいて移民としての困難に、さほど遭遇せず暮らしてこれたせいだと思います。
けれども、ユトレヒトで出逢ったそのご家族の、多くを語らぬ言葉から、さまざまな境遇と思いがあることを、想像しました。
ヨーロッパは陸続きであるが故の、さまざまな移民の実情があること・・・そのことを、私は見せられたような気がしました。

その時は、どうしてこんな不思議な短い出逢いがあったのか、まるで理解ができませんでしたが、その後の旅で、アムステルダムを訪れた時ーーー。
このご家族との出逢いの意味が、少し分かったような気がしました。そのお話は、また後日談で・・・。


その後、街角の広場で奏でられるギターの音色に聴き入り、この異国の街のお菓子のような家々を眺め、行き交う人々を眺めていたら、ふいに胸が一杯になりました。
さまざまな人たちが、さまざまな各自の人生の境遇を引き受けて、一生懸命生きているーーー。
私の想像のできない世界や人生がまだまだこの地球にはたくさんあり、けれど、どの人たちも、どの人生も、それは素晴らしく尊くて愛おしいのだーーー。

ギターの音色が、ユトレヒトの流れ行く雲に空高く吸い込まれていき、一層私の涙を誘うのでした。


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# by marie-foliage | 2017-09-03 13:30 | 旅(ヨーロッパ、アメリカ)

リンネ縁の地/ライデン大学

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オランダの旅の記録の続きです。
(上写真は、ライデン大学植物園入り口のすぐ脇にある、美しい運河)


アロマやハーブを勉強されてらっしゃる方には既にご存知、「分類学の父」と呼ばれるスウェーデンの植物学者、リンネ
植物のみならず、生物の学名を、属名と種小名の二語のラテン語で表す二名法で体系化した人として知られています。

2015年に北欧を旅した時には、お札になっているリンネを眺めるにとどまり、リンネ縁の地には足を運ぶことが出来ませんでしたが、ここオランダで縁の地の一つを訪れることができました。

1730年代、リンネはハンブルグ、オランダ、イギリスなどを訪問しますが、シーボルトで有名なここライデン大学でも過ごしました。
大学の植物園の拡大にも貢献したそうで、植物園内には、リンネの像もありました。
リンネは多くの科学者たちと知り合い、交友を深めたようです。また、その人たちの支援の元、著書『自然の体系』を出版することになったそうです。
(ライデン大学は、シーボルトのみならず画家のレンブラント、哲学者のデカルトなど沢山の著名人も学んだ、オランダ最古の大学。大学植物園内には、シーボルトが日本から持ち帰った植物も植栽されており、また、世界で最初に日本学科が設置された大学なのだそうです。)


ハーブの歴史で学んだ人物の縁の地の一つを辿ると、紙上の偉人の息吹を感じられて、より身近に理解できていく気がします。

旅の持つ、大きな力ですね。


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植物園自体はーーーやはり大学経営ということで、余り大きな期待を持たずにご訪問されることをお勧めします。



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# by marie-foliage | 2017-08-25 01:05 | 旅(ヨーロッパ、アメリカ)

9月メディシナルハーブ・ベーシッククラス開催のご案内(日程決定致しました)

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FOLIAGE -Herboristerie- では、来る9月17日(日)に第三回 メディシナルハーブ・ベーシッククラスを開催予定です。

家庭で出来るナチュラルな、ご自分やご家族のケア、手当ての基礎を、ハーブの有効成分を学び、自然からの恵みを感じながらご体験されてみませんか?

各症状に良いとされて飲んでいるハーブティーも、そのハーブの効能を学んでいくことで、より一層クリアに理解していくことができます。また、ハーブティー以外にも、ハーブの効能を、身体や暮らしに取り入れられる方法は種々あります。(アロマセラピーもその一つですね)
さまざまな方法を学んで頂き、皆様の暮らしにお役に立て頂くお手伝いができたらと願っています。


ご興味のあられる方は、どうぞお気軽にウエブサイトcontact より、お問い合わせ下さいませ。
定員となりました。皆様のお申し込み、誠に有難うございました。)





皆様のご参加を、心よりお待ち致しております。



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# by marie-foliage | 2017-08-19 01:57 | ハーブクラスHerboristerie

オランダのアンティーク

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オランダから戻って数日経ちますが、まだ心の中にはオランダの情景や空気感が残っています。
今週末にはクラスを再開すると言うのに、体も心も、まだ完全にカリフォルニアにシフトしていません。

これから記憶が遠のかないうちに、ぼちぼち旅の記録を残していきたいと思っていますので、どうぞ宜しくお付き合い下さいませ。

写真のアンティークは、デルフトブルーの陶器で有名な、デルフトの町のアンティーク屋さんで見つけた1800年代の物。
ブリキ製で、真ん中の長方形の容器は、嗅ぎ煙草入れだそうです。

人の手でエンボスの模様が滑らかになっているのを眺めると、この容器が時を経て存在してきたことをしみじみと感じます。



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# by marie-foliage | 2017-08-11 04:18 | 愛用品


美は、見る人の心の中に。


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