早春の小さな花束


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2月の初めは春のような陽気でしたが、今はまた肌寒くなったバークレー。
お天気がいいのでついつい薄着で庭に出ますが、外はそのお天気に似合わぬ寒さで、慌てて家に戻ってジャケットを着込みます。
本当の春まで、あと少しーーーです。

そんな中、庭には小さな花たちが今年も顔を出し、やはり「春を見つける」ことは、何度体験しても、いくつになっても心躍る、嬉しい喜びです。
雪国や白夜の国の人々にとって、春がどんなに待ち遠しいものか、やっと来た春がどんなに喜びと共にあるものなのかーーー。
想像に難くありません。
ここカリフォルニアにいると、その思いの重さ、深さは全くかなわないと思うものの、それでもやはり春は嬉しい。

庭の小さな花、ハーブたちを愛でて、そしてひとつひとつを摘んで、小さなポジーに。
これから太陽の光を浴び、どんどん光合成をして大きくなっていくこの植物達の目覚めに、今年も「ありがとう」と、思います。


☞ ムスカリ、ヴィオラ、セージ、ラムズイヤー、ルー、スゥイートピーのつる、スゥイートヴァイオレットの葉。 を束ねました。




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# by marie-foliage | 2018-02-20 06:00 | 花、植物

手紙というノスタルジックな手法


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以前には感じなかったことですが、近頃手紙を書くと、少々イライラとしてしまう自分にびっくりしてしまいます。
おそらく、そのゆったりとした「速度」に自分の気持ちが追いついて行かず、ギャップに苛立を感じるのかと思います。
「現代の器機」を殆ど使いこなさず生活している私がこのように感じるのですから、普通の「現代の速度に適応している」人たちにしてみたら、手書きなどという手法は、もはや原始的手段ーーーなのかもしれませんね!

pcのEメール、テキスト、私はしておりませんがLINE など、ぱっと情報を書いて送れる時代、文字を書くという多少ノスタルジックな手法は、これから益々埋もれていってしまうのでしょうか。

それでも、クリスマスや誕生日、その他季節の変わり目など、日本の友人たちから手紙やカードが届く時、そこにはその人の気配というものが一緒に運ばれてきて、私はいまや消えかけようとしているこのコミュニケーション手段に、愛おしさを感じずにはいられません。

「気配」「感覚」「情緒」「雰囲気」。

これらは、アナログなものを通じてしか、感じられないものだと思います。
選んでくれた便せん、封筒、切手。
文字の佇まいからも、お忙しい中書いて下さったのか、ゆったりお茶でも飲みながら書いて下さったのか、お相手の心の状態まで想像をもします。
たたまれたカードや便せんを広げる時、送って下さった方の空気も開かれるような感じがするのは、気のせいでしょうか。

このような感覚は、この地上に生きている時にしか味わえない貴重なものだと思うのです。

自分自身、このような感覚から遠のいていっていることを感じながらも、しがみつくかのように・・・
せめて心に余裕のある時には、手と、時間を使って、友人達に手紙やカードをしたためてみようと思います。




手紙に、お香の香りをしのばせた古の人々の風雅な情感を想います。
私も時々、贈る荷物の中に、アロマの香りをそっとしばせて「遊び」をすることもあります。記憶に繋がって行く「香り」が、お相手の人生を彩ってくれることを想って・・・





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# by marie-foliage | 2018-02-16 08:08 | 暮らし

"Preserved" in Oakland

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先日訪れた、オークランドの保存食&発酵食専門店 "Preserved".
保存食と発酵食に関する物(容器、道具、本、材料などなど)が、どちらかというとこじんまりとした店内にひしめきあっている、とても楽しいお店!

日本に比べたら、アメリカ人の発酵食の普段の食事での取り入れ具合は、かなり低いと感じます。
アジア人以外のご主人を持つ友人の話でも、漬け物などの発酵食は、くさいといやがられ、ザワークラウトがせいぜい・・・と聞いたことがあります。(でも、中にはくさいのOK!なアメリカ人のご主人様も稀にいらっしゃるんです。凄いですね。)

ここバークレー界隈は、日本の文化が好きな人や詳しい人が沢山いるので、発酵食に関しても、他のアメリカの地域と比べたら、その理解度と利用度はかなり高いと言えます。
このお店でも、日本の伝統的な発酵食の説明をお店の人がお客さんにしているのを耳にしました!


友人のAedan(叡伝)さんも、ご自身の発酵食品を広めるべく、ここベイエリアで頑張っておられます。(彼女の発酵さんたちは、本当に美味しい!!)

私もここ6、7年、色々な発酵ものを試してきましたが、こんなお店に入ると、また保存食、発酵食作りの意欲が刺激されてしまいました。
健康の源とも言える腸内環境を整えるためにも、今年はまた一つ新しい、日本の伝統発酵食作りを試してみようと思います。

まさかーーーとは思うのですが、日本人の手には、やはり日本の発酵食の菌さんが住み着いているような気がして・・・。日本の発酵食は、なぜか日本人の方が作られたものの方が、やはり美味しく感じてしまうのです。
そんなことを思えば、やはり日本人のおなかには、日本の発酵食がベスト・・・なのでしょうね。




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私もコレクションしている、Motar&Pestle(乳鉢)たち。石の乳鉢は、バリ島の人たちが、見事な手さばきで実に色々なものをすり潰していたのを思い出します。石の乳鉢も欲しい・・・!けれどもう置く場所もないので、涙をのんで断念。


☞ 右下:日本の炭で、お水の浄化を紹介していました!

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# by marie-foliage | 2018-02-09 15:47 | Berkeley,S.F.(お店含む)

Berkeley Farmer's Market

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ここのところ、春の陽気のバークレーです。
気持ちのいいお天気に誘われて、自然に足も外に向きます!今日は久しぶりに、バークレーのファーマーズマーケットの様子など。

静かな冬の中にいた作物も、そろそろ春の気配に目を覚ます時期ーーー。
花の市場でも感じますが、ファーマーズマーケットでも、野菜たちの生命力に知らず知らずのうちに元気を頂きます。
生命(人間)は、生命と触れ合うことが大事ですね。

当たり前のことですが、現代では忘れられがち、不足しがちなことかと思います。


現代の人たちには、「自然の気」のようなものが不足している感じが致します。
できれば、海岸で海の潮を含んだ空気を深呼吸したり、浜辺で裸足で砂を踏みしめたり、木々に囲まれながら緑の精気を吸い込んだり、木の幹や花々に手で触れたりーーーが理想的ですが、そのような環境にない方は、小さな自然である庭や、近所の遊歩道でもいいと思うのです。
今の季節ですと、雨や雪をじっと心静かに眺めるだけでもいいと思います。
自分たちが気づこうと思いさえすれば、小さな自然はそこここに溢れており、そんな小さな自然ですら、「生命力」を発露しています。そこに自分自身の心と対象となる自然の心とがピタリと合った時、「融合、同化」がなされます。
「融合、同化」がなされた状態の時は、私たち人間の心身のバランスも、本来あるべくところに戻るので、非常に理想的な状態なのではないかと思います。


花市場やファーマーズマーケットに置いてある花々や野菜ですら、収穫された後ではありますが、「生命の息吹」を発してそこに置かれています。
それらのそばにいるだけで元気が出てくるのは、なぜでしょう。

私たちは、何か同じものを共有しているのかもしれませんし、元々地球に生きる(同じもの)同士だからーーーとも言えるでしょう。


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まだ購入したことはありませんが、左上の野菜は、"Fressie curly endive"というそうです。
ちりちりになった葉の縁がとても印象的。チコリーのようなテイストがするそうなので
ほろ苦いのかもしれません。
春先のデトックス野菜としても、今の季節に適していると言えますね。













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# by marie-foliage | 2018-02-06 11:58 | 暮らし

天体の流れの中に私たちはいるということ

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今日こちらアメリカは、日本より一日遅れて皆既月食。
今日は、月に二度の満月、そして皆既月食が重なった、稀なる日のようです。(参考

ここのところのーーー(今に始まったことではなく、前からその前兆は来ていたのですが)自分の心の変動と言ったら。
皆さんには変化は来ていませんか?

もう、自分が本当の自分でいたいということに、いよいよ嘘がつけなくなってきました。
自分にとって好きなもの、嫌いなもの、カンフォタブルなもの、そうでないもの、気持ちのいいもの、そうでないもの、得意なこと、苦手なことーーー。
自分の核を覆っていた、体裁、繕い、そういった自分の中で「言い聞かせてきたもの」が今、完全にはがれようとしています。

ここ数日、その「はがれ」は勢いを増し、心の痛みや悲しみを伴ったり、ここまで来てもまだ迷って足を止めたりーーー。

今朝、友人が送ってくれた天体の流れを読む人の記事を参考にすると、確かに自分もまたその流れの中にいるのだろうと、確認と安堵をしながら、このところの心の変動を思います。


せわしない現代人でもある自分は、本当はそろそろ週末のクラスの準備を本格的にしなければーーーという「現実的な気がかり」(笑)がありますが、今日は故意にでも、自分の好きな世界にどっぷり浸かり、気持ちよく晴れた1月最後の日の庭に出て、春の気配を感じたりーーーという時間を過ごしてみようと思います。

美しいもの、自分の好きなものは「自分をセンタリングする」という意味で、今日はこんな一見関係のないお写真になりました。好きなものを眺め、触れ、享受する喜びは、まさしく「自分が自分になっていく」力を喜びと共に強めてくれることを知っています。少し長くなった人生経験で得られた、賜物です。


写真のBool plates は、1994年、アメリカの大手ブックストア、Barns & Noble のもの。
まだ、本が頻繁に人の手に取られていた時代を、懐かしい気持ちで思い出します。
私自身もあれから25年近くたって変化もありましたが、この植物画を美しいと思う自分自身は
変わらずにいて。
こんなところでも、自分の「コア」を確認するのです。











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# by marie-foliage | 2018-02-01 04:18 | 心への言葉


美は、見る人の心の中に。


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