カテゴリ:花、植物( 24 )


香りの花束は癒しの花束

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先月、お花の会が終わった数日後、残ったお花やハーブでささっと作ってみた、「タッジーマッジー」ブーケ。
お花の会の際には開花が間に合わなかった、庭のスイトピーも加えて。

昔々中世では、当時ヨーロッパで大流行していた疫病を避けるためにハーブの殺菌作用を期待して持ち歩かれたと言われるこのブーケ、ビクトリアン時代になると、花言葉に自分のメッセージを託して贈り合った、「トーキング・ブーケ」になります。

昔に思いを馳せながら、人々はどんな思いでこのブーケを作ったり贈ったり受け取ったりしたのか・・・
想像しながらブーケを束ねるのは、なんとも言えない楽しみです。

何より、ハーブのさまざまな葉の色、形を味わい、そこにナチュラルな風情のワイルドフラワーやガーデンフラワーを加えて束ねているうちに、その優しい芳香や色合いに包まれ、自らが癒されてしまうーーーやはり特別なブーケなのだといつも思うのです。


ダスティーミラー、ラブズイヤー、ペパーミントセンテッドゼラニウム、パープルセージ、セイボリー、シルバータイム、ヤロウ、スカビオーサ、ニゲラ、スイトピー



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by marie-foliage | 2017-06-08 06:43 | 花、植物

A variety of foliage.

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5月最終日。
今年もたくさんの喜びを与えてもらった庭に、感謝をこめて。

花も美しいけれど、グリーンのバラエティも、地球の恵みのひとつ。

色。形。質感。香り。

ひとつひとつが、宝石のように美しく、尊い。


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by marie-foliage | 2017-06-01 06:28 | 花、植物

"Paris childhood"

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今年も、裏庭の"Paris childhood" が見事に咲いています。
毎年5月、この花に再会できる幸福を思います。

このバラのお話を、以前ブログに書いたことがあるのですが、どこに書いたのかすっかり忘れてしまい・・・
今また、あらたにここに記そうと思います。

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日本でも今尚愛され続けている絵本作家の故ターシャ・テューダーさんとセカンドカズンだった我が家のprior オーナーマーガレットさんのお父様は、元々ハーバード大学で物理学を勉強されていたそうなのですが、第二次世界大戦で原爆投下があってから、物理学にすっかり興味を失ってしまいました。
物理学を離れた後、バークレーの大学院でアートとヒストリーを勉強するようになり、後に、メリーランド州で教授になられたそうです。

お父様がアートに転向されたことで、マーガレットさんは子供時代の毎夏を、ご両親と芸術の街パリで過ごすようになりました。
懐かしそうに教えて下さった、Place de Furstem burg という通りのアパルトマンの4階に住んでいたマーガレットさんは、その部屋の窓辺を飾っていたつるバラが、白さの中に、ピンクや色々な色が混じってスペクタルのように輝いているように見え、子供心にすっかり魅了されてしまったのでした。

それから何十年か経ち、大人になったマーガレットさんが訪ねたパリのとあるマーケットで、正にその子供時代の思い出のバラと遭遇します。

マーガレットさんは懐かしさの余りそれを購入し、まずはイギリスの友人に託し、植え育ててもらいました。数年後、育ったバラの枝をカットし、マーガレットさんはなんと!ご自身の下着にその枝を隠し、アメリカはバークレーまで持ち帰ってきたというのです!

マーガレットさんの努力と奮闘実ってバークレーでも根付いたそのバラの名前を、彼女はありとあらゆるバラの専門家、ナーセリー、ソサイエティに尋ねてみましたが、誰一人分かる人はいなかったのです。
結局バラのソサイエティから、そのバラは古くて資料に残っていないこと、そして珍しいということで、マーガレットさんが名前を付け登録することを許可されたのだそうです。
マーガレットさんはご自分の思い出その通りに、このつるバラに"Paris childhood" と命名したというお話です。


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マーガレットさんのお父様が物理学からアートに転向されなければ、夏に住むこともなかったであろうパリ、そしてそこで出逢った希少なバラ。
子供時代の思い出から発せられたものが、フランスからイギリスに渡り、そこからバークレーに来て根付き、今はこの地でも我が家はじめ、多くの人々に愛されているーーーという流れに、人と植物の物語を感じずにはいられません。

どの人生も、どの花の人生も、愛おしさに溢れているーーー。
5月のみに咲くこのバラに毎朝挨拶をする時、私は必ずこのストーリーを思いながら愛でるのです。

(トップ写真中の本のバラの絵はイメージとなりますので、宜しくご了承下さい)

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by marie-foliage | 2017-05-19 04:07 | 花、植物

「輝きの季節」

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今年も「輝きの季節」、5月がやってきました!

おととい4月最後の週末には、初夏を思わせるような晴天の中、アロマクラスの後にプラントセール、リニューアルしたバックヤードのオープンガーデンも開催致しました。
バラが次々に咲き始め、自分一人だけでこの美しさを味わうには勿体なさすぎるこの季節、皆様とご一緒に春の喜びを満喫できましたこと、とても幸せでした。
貴重な休日にご参加下さいました皆様、有難うございました。

ガーデニングの楽しみ、そして植物を愛する人たち、育てるのが好きな人たちのウエーブが広がっていくのを感じるのは、私の喜びです。
来年も是非、もう少し大掛かりにプラントセールとオープンガーデンを開催しようかと思っております。
また楽しみができました。

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庭の花々も素晴らしいエネルギーで成長しています。
それぞれの季節に素晴らしさと味わいがありますが、やはりこの季節のまばゆさには、毎年のことながら心が高揚せずにはいられません。

「生きること」とは、本来喜びなのだろうとーーー植物たちを見ていると、思います。
神様が用意してくれた、「喜び」という感情。
使わなければ、味わわなければ勿体なさすぎます!

一日一日を大事に、喜びと共に、過ごしていきたいと思います。

5月中に開催されるアロマクラス、お花の会にご参加の皆様、お庭も公開しますので、どうぞお楽しみにおいで下さい♪


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Instagram(こちらもどうぞお楽しみ下さい)



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by marie-foliage | 2017-05-02 07:11 | 花、植物

Bluebells

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まだ朝晩少し冷え込むものの、この陽気と晴天に、春の訪れを実感します。

昨年からの家のリノベーションに伴い、少々裏庭にも改善が必要となり、今、色々小さな工事をしています。
この家に越してきて早13年目ーーー。
気持ちも新たに、家も庭も、リフレッシュです。


春の訪れと共に、庭の植物もぐんぐんと音を立てるかのように成長してきました。

このブルーベルも、はっと気づいたらもう開花しており。

スミレ、ムスカリ、チューリップが、「早春の知らせ」であるとするならば、このブルーベルは我が家にとって「本当の春の知らせ」のベルです。


太陽の暖かい日を浴びながら鳥の声を聞きーーー土に触れるこの至福。
「生きている」と実感する、喜び。
この冬はバークレーも長雨続きだったので、この喜びはことさら・・・です。


さぁ、これからの季節は一日一日が宝物のような日々。
思う存分この幸福を楽しまなければ。

Blue bell[ Scilla siberica ]





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by marie-foliage | 2017-03-30 05:45 | 花、植物

クラブアップルへ。

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バークレーもすっかり春めいて、ついに庭のクラブアップルの木の花が咲き始めました。

実は昨年からの家のリノベーションにあたり、どうしてもこの木を残したくて、ぎりぎりの設計でサンルームを増築したのですが、作業のために枝はかなり払われ、いのちを繋いでくれるかどうか、ずっと心配に思いながら見守ってきました。

まだ肌寒い早春の頃、枝にぎっしりと固い蕾が付き始め、近頃のこの陽気で、ついにぱらりぱらりと花が咲き始めました。
根っこも大部取られ、枝もかなり払われたのに、こうしてまた花を付けてくれる、この植物の生命力ーーー。

その力を思うと、胸が一杯になります。
そして、生命って、本来はこんなに強くてたくましくて、輝きに満ちているんだーーーということを、教えてもらうのです。


まだ咲き始めたばかりの花を、手で摘んで(金属の道具/ハサミなどを介さずにーーー)、ピュアなお水に浸し、太陽の光を浴びさせます。
クラブアップルの持っている力が、お水に溶け込む(転写される)ように・・・

そして、その力を分け与えて頂けるように、後でこのお水で喉を潤してみたいと思います。


植物の力に、エネルギーに、ただただありがとう。
クラブアップルの木へ、ただただありがとう。
その気持ちで一杯です。

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クラブアップルのフラワーエッセンスは、「清浄」「浄化」の力を期待できるようです。
More ↓ にバッチ・フラワーレメディーの参考詳細を記載しておきました。


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More/フラワーエッセンス
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by marie-foliage | 2017-03-13 05:49 | 花、植物

ガーデニングシーズン到来

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長雨の続いたバークレーにも、やっと春がやってきました。
今日は小春日和でカリフォルニアらしいピカピカのお天気。ご近所さんも、みんな待ち構えていたように庭に出て冬の間の庭のお掃除やケアを。

鳥の声を聞きながら冬の間にジャングルになってしまった庭の手入れをしていると、しみじみ「生きている」という実感が湧いてきます。
室内で過ごすのもそれはそれで楽しみがありますが、やはり庭に出て、春の空気を吸いながら土に触れ草花の世話をしていると、自分は地球上の生きもののひとつなんだなぁ。。。と自然に思えます。

この生きる力が、足下から湧いてくる感じ。
だから春が、大好きです。


去年からの家の工事に伴い、昨年は殆ど庭のことを出来ず、かなり荒れ果ててしまったので、今年は気持ちを入れ替えて庭もしっかりケアをし、改造していこうと思っています。
foliageのクラスでお分けする予定の苗も着々と育って、皆様との出逢いを楽しみにしているかのよう。

またこの春〜初夏のfoliageのクラスやワークショップなど、3月中にご案内出来たらと思っています。

庭のデッキもほんの少しだけ拡張され、デッキに面して増設したサンルームも皆様に楽しんで頂けたらと思っております。
どうぞ皆様、またクラスやワークショップに、是非お越し下さいね。


さぁ、これから、植物好きには一番幸せな季節がやってきます。
今年も皆様とこのワクワクと幸せをご一緒させて頂けたら嬉しいです。



写真はこの陽気で庭に開花していたミニバラ、「グリーンアイス」。お水が好きで、半日陰を好みます。


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by marie-foliage | 2017-03-09 09:15 | 花、植物

樹木に秘められた何か

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本年度のクリスマス・グリーン&スワッグの会、そしてクリスマス・フェアもおととい終了致しました。
(フェアは、来る17日土曜日、アロマクラスの後に再度かなり小規模で開催予定です)

ご参加頂きました皆様、お立ち寄り下さいました皆様、どうも有り難うございました。

✷ ✷ ✷ ✷ ✷

初めてご参加頂きました方々、そして何度かご参加頂いている方々からもフィードバックを頂き、頂いたお言葉を、私も心の中で反芻しているうちに、ふと何かに気づく瞬間があります。

今日は、「家に帰って作成したリースを飾ったら、突然至福感に満たされ、これは魔法だなあと、つくづく思いました。」というご感想が届きました。

私も大きなイベントが終わって、やっと今日は自分用のデコレーションや、来年のクラスのサンプル作りをしようと、クリスマスグリーンに向き合って作成をし始めましたので、その生徒さんのお言葉の意味も、針葉樹に触れながら、ずっと考えていました。

こうやって、木の本体から切られた枝。
そしてさらにそれを細かくしてリースやスワッグやらのデコレーションに使わせて頂く、さらに小さくなった小枝。
それでも樹木に残っている、この芳香。そして、匂い立つ、いのちの気配。

飾った時に、生徒さんが感じた至福感、そして魔法だと感じたものは、何だったのか?


私は、スピリットじゃないかとーーー、そう思いました。
目には見えないけれど、いのちの本体から切り取られているけれど、スピリットは、どんなに細かく小さくなっても、最後まで、小枝の先まで宿るのです。

この清々しい芳香も、常緑の緑も、すべての植物が枯れ果て、エネルギーを内面にしまい込む冬の季節に、どうしてこんなに香り立ち、緑美しいままでいるのでしょうか。

昔の人々が、これらの樹木に「マジカル」を感じたのは、実は真実なのではないかと、思います。


すべての植物にスピリットはあるけれど、樹木、そして針葉樹は冬に常緑であるという役割、そしてこの特別な芳香も合わさって、私たちに何かをガイドしているかのようです。

「ここに、いるんですよ」
「ここに、スピリットは、ちゃんと生きているんですよ」

目に見えない、この世で一番尊厳たる、いのちというもの。
その秘められた真実が、心静かに植物に向き合った者には、差し出されるーーー。

スピリットを感じた時に、人はその尊厳に打たれます。


この地球上は、実はいのちの輝きで満たされた、音楽で言うところの壮大なシンフォニーのような星なのです。
それを毎年毎年、木々たちの存在と共に、思い起こすことが、このホリディーシーズンの、神様からの特別のギフトなのかもしれません。













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by marie-foliage | 2016-12-08 11:29 | 花、植物

ルナガーデニング

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新学期は、どうしてもばたばたと忙しくなりますね。
はっと気づいたら、もう秋分の日ではありませんか。
秋の種まきの季節です。

昔から、春の春分と秋の秋分前後は、種まきの適期としてガーデニングをされてらっしゃる方には周知のことと思います。
そして、ルナガーデニングをも考慮に入れると、新月から満月の間ーーー地球上の生きもののエネルギーと活力が上昇すると考えられていて、特に満月の2日前は良い時期とされているそうです。
今年の次の新月は10月1日。
秋分の日からは過ぎてしまうけれど、その日に備えて種まきしたい種のリストを揃えてみようと思います。

そして、月暦の確認や種まきをすることで、ばたばたと現代生活の忙しさに呑まれそうな日々を、自然のリズムを意識して呼吸を整えるきっかけにしたいと、思うのです。


☞ 月暦の確認はこちら
☞ 新月、満月の時刻表はこちら。新月、満月のみの確認に。


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by marie-foliage | 2016-09-23 03:41 | 花、植物

夏はダリア

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夏はやっぱり、ダリアですね。

少し前のものですが、バークレーファーマーズマーケットで手に入れたダリアがとてもきれいでしたので、ここにも残させて頂こうと思います。
(Instagram を見て下さっている皆様には既にご覧頂いたことと思います。またの掲載になりますが、ごめんなさい!)

ファーマーズマーケットのお花は、当日の朝摘んできたお花がその日に売られるわけなので、やはり新鮮さが違います。
冷蔵庫などに一度入れられてしまったお花は長持ちはするかもしれないけれど、やはり急激な温度差に身体がショックを受けたような様相になるような気がします。
ファーマーズマーケットで売られていたこのダリアたちは、周りに溢れる生命力を発露しながら、その美しさで人々の目を楽しませていました。





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More/Drying dahlias
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by marie-foliage | 2016-08-18 08:27 | 花、植物


美は、見る人の心の中に。


by marie

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