カテゴリ:ハーブ( 22 )


花粉症/目の痒みに

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この冬、バークレーも雨が多かったせいでしょうか、私の免疫が下がっていたせいでしょうか。
春の陽気で晴天が続いた先日、突然目がごろごろして痒みが出てきましたので、花粉症の始まりかな?と懸念し、すぐにハーブの湿布を作り試しました。

目の疲れにも時々する湿布ですが、目の痒みにも効果が期待できました!
湿布をした後には目もさっぱりし、その後症状は出ていません。

ご興味のある方は、是非お試し下さい。

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■ ハーブ(私はドライハーブを原則として使用しています)

・アイブライト:目の痛み、痒み、疲れ目、結膜炎、ものもらいなどに
・ジャーマンカモミール:消炎、鎮静、抗アレルギー作用
・クリセンセマム(菊):眼精疲労や目の充血、かすみ目、花粉症の目の不調
・コーンフラワー(矢車菊):疲れ目、結膜炎、炎症などの洗眼剤にも。
・ラヴェンダー:目の疲れ、鎮静作用

もちろん全品用意しなくとも、単品でも2、3種でも効果は期待できると思いますが、特にお勧めはアイブライト、カモミールです。

☞ ジャーマンカモミール、矢車菊、クリセンセマムはキク科、ぶたくさアレルギーの方は使用をお避け下さい。


■ 使用法

アルミやプラスティック製以外のボウルに、約20g のドライハーブを入れ、500ml のお湯で5分〜10分ほど抽出し、濃いめのハーブティーを作る。(その際、ボウルの上にガラスや陶製のお皿などで蓋をして成分が逃げないようにする。お茶パックを使用すると後処理が楽です。)

火傷をしない程度の熱さであることを確認したら、コットンパッドやガーゼなどを浸出液に浸して軽く絞り、目に当てて湿布する。

湿布後は、カモミールやラヴェンダー、ローズの芳香蒸留水(フローラルウォーター)などでパッティングして締めると尚良いと思います。


☞ 六耀社さん過去コラム:「ハーブを使ったアイ・スパ」



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by marie-foliage | 2017-04-04 05:47 | ハーブ

スギナの多大なる力

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<こちらの記事は、今後も新しい知識、更新情報を追記して参ります>


ホーステール(Horsetail)と言われるとピンと来ない方も、スギナと聞くと、お分かりになるかもしれません。
ではスギナとつくしは同じものかと言うと、同一植物で、スギナは栄養茎、つくしはスギナの胞子茎(花に相当する器官)に当たります。(右下の図を参照のこと)早春につくしが出た後、緑色のスギナが出てきます。

増えて困ると言われるスギナですが、この繁殖力こそ、私たち人間にもエネルギーを与えてくれる証なのかもしれません。


日本では東城百合子さんの「自然療法」でも、びわの葉と同じくその多大なる効能が知られているスギナですが、西洋のメディカルハーブの世界では、ちょっぴり脇に置かれているような位置づけでしょうか?

しかしながら、年齢を重ねるに従い弱くなってきているのを実感する爪、髪、骨、歯を、スギナに多く含まれているケイ素が強化するとなると、私的には見逃せないハーブの一つです。
近頃は、気が付いた時にハーブティーにして意識的に摂取しています。(熱湯で長時間煎じると、有効成分のケイ素が飛んでしまうそうなので、ご注意下さい)

もちろんそれ以外にも沢山の効能があり、昔から創傷治癒のハーブとして知られておりますし、リウマチや関節炎、そして緩和な利尿剤にもなるので、膀胱炎、尿道炎、排尿障害、良性の前立腺肥大などにも利用価値があります。
自然療法の世界では、「難病のくすり」としても知られています。(下記⇩参照のこと)

摂取、利用の仕方は症状により、ティーだけでなく、チンクチャー摂取、湿布、腰湯などさまざまに使い分けできます。


スギナの一番の特徴はケイ素ですが、その成分が含まれるが故に、がさがさする葉っぱを利用して、昔はメタルや木のポリッシュに使っていたのだとか。そして、英名では"Horsetail"の他に、"Bottlebrush"という別名もあるのですが、正にボトルのブラッシングにも使われていたそうです。
“Horsetail"の名の由来は、昔家畜のしっぽに、このスギナを一緒に結びつけてハエ除けにしていたからだそう。面白いですね!

ケイ素の他にもスギナはたくさんのミネラルを含み、「ミネラルの宝庫」と言われるほどで、カルシウムなどはほうれん草の155倍も含んでいるのだとか!野菜からだけでなく、このような薬草からも摂取しない手はありません。


実はこのスギナ、古生代からある、原始植物の一つです。
約3億年前、スギナの先祖は木のように背が高く(なんと数十メートル!)、大繁栄していたそうです。その後絶滅していきますが、生き残ったものが、今のスギナ、末裔となりました。
プリミティブないのちのDNAを持つスギナ、古生代の息吹を感じながら利用してみるのも夢が広がります。



スギナ/HORSETAIL 
(Bottlebrush)                  
b0319247_09142143.jpg学名:Equisetum arvense
トクサ科 
使用部位は、葉茎


☞ 心臓、腎臓の機能不全には禁忌。その他、妊娠中、授乳中、そして
微量ながらニコチンも含むため、ニコチンに敏感な方は注意する。
まれにスギナアレルギーの方もいるので、そちらも注意の事。

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スギナは難病のくすり

ガンや糖尿病、腎臓炎、結石、カリエス、肝臓病、胆嚢炎、リウマチ、神経痛その他に
驚くべき効果がある。
スギナは3〜16%の珪酸を含んでおり、この珪酸と共に他に含まれる未知成分が
多くの難病を治す力になっていると言われている。

化学肥料(や農薬)のまかれた土地に生えているものは避け、森の中や林の中のものが
特に効能が大きい。


                          「家庭でできる自然療法」東城百合子






参考文献: "Encyclopedia of HERBAL MEDICINE" Andrew Chevallier  「家庭でできる自然療法」東城百合子
       「英国流 メディカルハーブ」リエコ・大島・バークレー
       



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by marie-foliage | 2017-02-22 09:05 | ハーブ

ローズヒップ用のバラ

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© wikipedia                     © MONKEYDRUM



<こちらの記事は、今後も新しい知識、更新情報を追記して参ります>

私の主宰するクラスで時々ご質問を受ける、メディカル使用のバラのことを、ここにまとめておきたいと思います。

まずは、「ビタミンCの爆弾」としてビタミンCが豊富なことで知られるローズヒップティーのローズ。
こちらは、なんのバラの実でもよいのかと言いますとそうではなく、やはり野生種、もしくはそれに近いバラの花後の実を使用します。

日本のイノバラやハマナスなどの一重の楚々としたバラを、皆さんもご存知のことかと思います。これらはいわゆる野生種、Wild Rose に分類されます。(ただ、ぱっと見、一重のバラだからと言って、すべて野生種とは限りません。その後、人工or自然交配した種、ハイブリッド種でも一重のバラはあります)

野生種は、園芸種に比べて、どうでしょう。
過酷な土地に根をはやし、そこに生き延びていかなければなりません。
その「生きる力」が、強い芳香となったり、成分となった所以なのでは・・・と想像します。


薬効を期待したローズヒップに使用される代表的なバラは、ドッグローズ(Rosa canina)、ハマナス(Rosa rugosa)、シナモンローズ(Rosa majalis)などです。いずれも、Wild rose に分類されるバラです。(カッコ内は、学名です。特にメディカルハーブでは、英名ではなく、学名で購入したり栽培したり、調べることが基本です)

文献によっては、原種よりのオールドローズ(原種や自然交雑によって出来た亜原種、古代に交配されたと考えられる栽培種含む)、スイートブライヤー(Rosa rubiginosa)もローズヒップに使用されるようです。

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ドッグローズ(Rosa canina)

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ドックローズの花後のフラスコ型の赤い実は、昔からタルトやジャムにも利用されたらしい。
しかしながら、花には精油にできるほどの芳香はないため蒸留には使用されず、もっぱらローズヒップとして活用されてきたバラのようだ。

このユニークな名前の由来を記載しておこう。
一つは、このバラの根が狂犬病の薬となったということから。そしてもう一つは、「ダッグ(dag)」は「ダガー(dagger/ 剣)」の縮小語で、ドッグローズのバラの棘が大きく、鋭いことに由来しているという説もある。

ビタミンC(その他ビタミンA、B1、B2、K)、フラボノイド、タンニン、ペクチン、植物酸、ポリフェノール、カロチノイドなどを含む


■ ハマナス(Rosa rugosa)

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シナモンローズ(Rosa majalis)



スイートブライヤー(Rosa rubiginosa)

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卵型の実を付ける、スイートブライヤーの学名の種小名、'rubiginosa'は、ラテン語で「錆色」の意味。茎や葉が、茶色がかった赤色を帯びていることからついたと言われている。

古くは「エグランティン」と呼ばれ、シェークスピアの「真夏の夜の夢」では、ハニーサックルと一緒に甘い香りの天蓋を作るとして描かれているそうだ。ちなみに英語の」エグランティン」、フランス語の「エグランティーヌ」は、「野バラ」の意味だそう。


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ローズヒップを家庭の庭で収穫した場合は、色々注意事項があります。

霜が降りた後の収穫が、一番ローズヒップに甘味があるそうですが、早く摘まないと、褐斑病になってしまいます。
また、実の中をあけると毛で覆われた種が入っていますが、この種子は腸を刺激するそうなので食べない方がよいそうです。
自家製のローズヒップを作る時は、以上のような点に気を付けて収穫、処理、利用をすることをお勧めします。



参考文献:"Roses" Roger Phillips & Martyn Rix. 「ハーブ&スパイス大事典」ナンシー・J・ハジェスキー著 「基本ハーブの事典」北野佐久子著
  "Encyclopedia of HERBAL MEDICINE" Andrew Chevallier



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by marie-foliage | 2017-01-29 16:20 | ハーブ

喉ケアハーブシロップ

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年末から長らくひいていた風邪ですが、途中から咳が出てきました。

ハーブティー、ティンクチャー、昆布の黒焼きやコーレン、その他外側からのケアーーー今まで色々やってきましたが、今回はシロップを作ってみました。
(いつも病気の時は、自分や家族が実験台です!)

所属している日本メディカルハーブ協会の資料を参考にして、あとは自分流も取り入れながら作ります。
(上記写真上列左から)リコリスルート、オレンジピール、ローズヒップ、フェンネルシード、(下列左から)ジンジャールート、クローブ、マシュマロウルート、ペパーミントを鍋に入れ、水から煮ます。
写真には載せていませんが、タイムやエルダーフラワーなども有効でしょう。
(タイム、ペパーミント、クローブ、フェンネルは少なめの分量をお勧めします。全部を揃えなくてもいいですが、ペパーミントやオレンジ、ローズヒップなどを入れると、飲みやすくなると思います。)

水量が約1/4まで煮詰まったらレモン汁とハチミツを加え、また数分煮たら、消毒済みの容器に入れて保存します。

お湯で割って飲むのもよし、ハーブティーなどにシロップとして垂らして飲むのもよいです。


これらのハーブの何が、喉や咳に良いのかーーー。
ひとつずつ、成分的にも意味があります。

それらを理解していくことが、ハーブ、そして自然界に愛を持っていく始まりになります。
ブログでは書き切れませんが、これからの私の主宰するクラスにて、皆さんにその意味をシェアさせて頂きたいと思います。

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今回はその他、ジンジャーの精油(エッシェンシャル・オイル)にも助けられました。
手持ちの無香料のクリームやコスメグレードの植物性オイルなどに精油を1滴ほど垂らして、喉や気管支の辺りにぬっておきます。

いつもはユーカリを使うことが多いのですが、今回はジンジャーを積極的に試してみたのですが、穏やかな効果を感じましたよ。
(ただ、衣類にしょうがのかほり!が移ることがありますので、首もとのあいた洋服で塗布されて下さい。)


喉風邪をひかれている皆様の参考になりましたら、幸いです。


「植物で、喉を癒す」六耀社さん過去コラム記事


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by marie-foliage | 2017-01-16 07:42 | ハーブ

ハーブを語る時間

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9月になって、心はやはり新学期。
家の工事中というのもあり、夏休みはほぼクラスをお休みさせて頂いたのですが、生徒さんも日本や旅先から戻られ、昨日からまたアロマクラスを再開しました。
今回は精油の方から少し離れて、ハーブでティンクチャーや浸出油(インフューズド・オイル)を皆さんと作りました。
ハーブを語る時間は、それはそれは楽しく。しあわせなひと時です。


まだ日本にもハーブが紹介され始めた30年近く前、私はまだ当時少なかったハーブ関連の本を夢中で繰り返し読み、園芸店に少しずつ並び始めたハーブの苗を買い込んで、狭いアパートのベランダに所狭しと並べてはワクワクしながら育てたものでした。
ハーブが海外から紹介された当時、世間はまだまだその真新しさについていくのが精一杯で、まずは料理やクラフト、ガーデニングという暮らしの楽しみ的な分野で、「外国の薬草」というものに慣れ親しんでいく時期がありました。

そんな過程を経て、今、日本ではハーブを自然療法という形でメディカル的に使用していこうという認識が定着した時代に入ったと思います。
私自身、「おばあちゃんの知恵袋」的なことが大好きで、ずっと自己流で自然の手当てなどを実践してきました。
「なんの葉っぱが何に効く」という昔の人々の知恵に加え、ここで、ほんの少し現代的、化学的な左脳的知識を身につけることで、その「昔からいいと言われていること」の意味を、腑に落とすことができるのです。
知識は、時に「納得」という形でおなかに落ち、身に付き、その人の財産になります。

この秋から本格的に体系化してハーブクラスをリスタートしますが、皆さんと、「健康や美容に働きかける分野のハーブの世界」をご一緒できることが、とてもとても楽しみです。

ハーブを暮らしに役立て使う楽しみ、そしてメディカル的に使う知識を身につけ、その先には一体なにが待っているのでしょうか・・・。
私は、最後には、「地球ともっと寄り添って生きれる、穏やかな、真のしあわせ」が待っていると、そう思っています。


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by marie-foliage | 2016-09-15 08:24 | ハーブ

不眠症のハーブ

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Instagram にも既にあげておりますが、こちらのブログにも備忘録として、詳細を載せておきたいと思います。
不眠に悩む方のご参考になれば嬉しく思います。

先日、不眠症の男性のご家族からハーブのご相談。
生活背景などお話をうかがうと、お仕事柄夜型になられ、自律神経が乱れているように思いました。
「神経」とは、神の経(みち:正しい筋道。正しい道理)と書きますので、やはり自然のサイクルから逸れている合図なのかもしれません。
夜は穏やかに、神経も安めてゆったりと過ごし、朝はお日様の光をしっかり浴び、できれば家の外に出て緑や朝の空気を吸い込むのもいいと思いました。
また、人間も動物ですから、身体は動かすために存在しています。昔は生活のための労働で、しっかり身体を使えていたのでしょうが、ここまで便利な時代になった今は、フィットネスや色々に出かけて、身体を動かすという贅沢な時代となりました。
激しい運動よりは、うっすらと汗をかく適度な運動ーーーそれが無理であれば、散歩でもいいと思います。
お仕事柄、余り動かないこともあられるし、コンピューターの機器などに触れてらっしゃる時間も多いせいか、「自然の気」の不足、そして「頭だけが活性し、身体の方は停滞している気」を感じました。

ハーブを摂取する前に、まずはこのような生活を、自然のサイクルになるべく合ったものに戻していくことが肝心かと思います。
「不眠症」という症状でもって、「自然に戻りなさいよ」という信号が発せられているということは、大病になる前に頂いた有り難いシグナルですので、ここで何かに頼って症状のみを治すのではなく、もっと根本に触れることで、大きな改善に向かうチャンスを頂いているということになります。

このように、まずは生活を変え、その上でハーブも摂取して頂くことをお話させて頂きました。

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男性で、カモミールが苦手ということでしたので、それをのぞいた鎮静系ハーブを。そして、普段余りハーブなどを飲み慣れてらっしゃらないかもしれないので、飲みやすいように口当たりのいいレモンバーベナ、オレンジピール、そしてペパーミントなどを少量入れてみました。ご参考まで。

<ハーブティー>
(上記写真)真上から時計周りで、リンデン、レモンバーベナ、オレンジピール、ペパーミント、パッションフラワー(トケイソウ)。
真ん中はラヴェンダーです。
ペパーミントは強いので、他の分量に比べ、半分以下にされてブレンドしてみて下さい。(ペパーミントは目が覚めそうなイメージですが、賦活のち鎮静という作用を持ちます。)

利尿作用のあるハーブもありますので、就寝直前に飲むよりは、少なくとも1時間前から飲むことをお勧めします。


<ティンクチャー>
不眠といったらバレリアン。あと、私のお気に入りは、スカルキャップです。考えすぎて思考が止まらない方には特にお勧めです。
一回カップ2/1〜1杯の水またはお湯に、10滴を基本にし、一日3回まで。
ハーブティーなどに垂らしてもいいです。


また、ひとつのハーブでも色々な品種がありますので、必ずメディカルハーブ使用のハーブ(学名でご確認下さい)をご使用になられて下さい。


不眠症のお薬を飲まれる前に、この症状がやってきた意味をキャッチし、ハーブがその手助けをできたなら、とても嬉しいことかと思います。





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by marie-foliage | 2016-05-29 05:31 | ハーブ

ゼラニウムの違いについて

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アロマの精油で使用するローズ・ゼラニウムをご説明する際に、必ず生徒の皆さんが戸惑われるのが、「通常のゼラニウム」との違い。特に園芸をなさったことがない方は、???のようです。
「通常のゼラニウム」とは、ヨーロッパでもよく虫除けとして窓辺に植えられている赤いお花のことで、こちらはアロマの精油で使うセンテッド・ゼラニウム(においゼラニウム)とは属が違います。

よく質問も頂きますので、こちらに備忘録として記載しておきたいと思います。


「通常のゼラニウム」:フウロソウ科フウロソウ属/葉や茎には、独特の(人によっては 異臭、悪臭)においが。
            

「ハーブのゼラニウム」センテッド・ゼラニウム(においゼラニウム)
 フウロソウ科テンジクアオイ属 )/葉に良い芳香を持ち、ローズ・ゼラニウムはじめ、
 ミント、レモン、オレンジ、ストロベリー、ナツメッグなどなど多くの種類がある。 (200種にも及ぶと言われている)
 コレクターもいるほど!
 葉から摂る精油、ローズ・ゼラニウムはアロマで使用される。



☞ 写真上は、チョコレートミント・センテッドゼラニウム。下は、ストロベリー・センテッ  ドゼラニウム。
  一番下が「通常のゼラニウム」。

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参考:「基本ハーブの事典」北野佐久子著



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by marie-foliage | 2016-05-27 02:42 | ハーブ

Clivers Tincture(ヤエムグラのチンキ剤)


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いつの間にか洋服にくっついてくる草、ひっつき虫ことヤエムグラ。英名では、Clivers もしくはCleavers と言います。
雑草でもありますが、立派なメディシナル・ハーブでもあり。以前ハーブティーのクラスを開催した時に、皆さんにご紹介しましたら、びっくりされてらっしゃいました。

ハーブ・ショップでも、ドライのクリーバーズを購入することはできますが、せっかく庭のあちこちにも生えていることだしと、茂っている今のうちに(と言いましても、もう4月の話ですが!)フレッシュのクリーバーズでティンクチャー(チンキ剤)を作りました。

こうして庭やフィールドから採った草をティンクチャーに仕込んでいますと、やはり自然療法の原点は家庭であり、植物との距離がとても近かったものであることを感じます。
どんな状態で、どんなところに生えている植物なのか。どの部分を使用するのかーーー。
お店で売っているドライのハーブを利用した際には見えてこない点ですね。
たまには自分用、家庭用に、フレッシュの植物で剤型を作成するのは、とてもいいことだと思いました。

今年は新年から先月迄、身体の中にたまった毒素を排出する必要のある日々でしたので、リンパに働きかけ、身体の毒素や老廃物の排出を促すこのハーブは、今の自分にとても必要だと感じます。
出来上りが、とても楽しみです。


愛読させて頂いているリエコ・バークレーさんのハーブのご本によると、クリーバーズの薬用としての利用は、ドライよりもフレッシュハーブのチンキ剤、そしてジュースの方が、このハーブのエネルギーが届きやすいようだとのこと。
ジュースはまだ作ったことがありませんが、また是非作ってみたいと思います。


☞ ハーブ1:アルコール2(リエコさんによると、濃度25%がお勧めだそうです)で作成。
 ↓Moreご参照下さい。(なければ、通常の45%のアルコールでも問題ないと思います)

☞ ティンクチャー(チンキ剤)は、コップ半分〜1杯のお水かお湯に、10滴ほどティンク
  チャーを垂らして摂取します。一日3回まで。
  外用としては、お手持ちの植物性オイル(できればコスメグレードのもの)やクリーム
  などに垂らして混ぜて塗布するといいでしょう。

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Clivers /Cleavers
Galium aparine L.
ヤエムグラ

体質改善、リンパ浄化、消炎、強壮、利尿など。

扁桃腺、乳腺炎、湿疹、にきび、乾燥による痒み。むくみや尿路、前立腺の感染症。
生の葉は、やけどや日焼けなどの炎症をもおさえる湿布剤がわりになるそうです。
こんな知恵を持っていたら、いつの日か野外で応用できることがあるかもしれませんね!



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More
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by marie-foliage | 2016-05-05 06:42 | ハーブ

Bulgarian Herbs

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昨年ブルガリアに出かけた友人が、ハーブ好きの私のために購入し、送ってくれた、ハーブミックス。

パックから出して器に盛ると、まるでブルガリアの野がそこら一体に広がるかのような雰囲気に包まれます。
素朴で、優しく、強く。

ブルガリア語の説明書は残念ながら読めないので、何が入っているのか、ばらして調査。

深いピンクの小花はきっとオレガノ。ローズヒップの赤い実も美しく。
この黄色の小花はなんだろう?アルニカかな?

左から二番目(写真下)の明るいグリーンの麦の穂のようなラヴェンダーの花のような形をした植物はムルサルスキーと言い、ブルガリアの山岳地帯に生息する「幻の植物」「長寿の草」とも言われるものだそう。(こちら様のリンクを貼らせて頂きます)
茎付きのムルサルスキーは、頭を逆さにしてティーカップに入れてお湯を注ぎ、ティーにして飲むのだとか。
効能も抗菌、抗炎、滋養強壮、栄養分も素晴らしいようです。

雑草も紛れ込んでいそうなこのハーブミックス。
本来の自然療法は、そこに植わっている植物を手で摘み、自分や家族、近所の人の為に使わせて頂き、いのちを繋いできたのだろうな・・・と。本当はとても身近であり、人を思う心と共にあったものではないかと想像します。

そういう原点を思わせてくれる、このブルガリアの素朴なハーブミックスは、植物の優しさと力強さを兼ね備えた、真の美しさにあふれてーーー。


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Kちゃん、ありがとう。
   

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by marie-foliage | 2016-03-12 04:11 | ハーブ

Elder flowerの力。

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この年末年始の風邪の最中に、ある時期から急にものすごいくしゃみ、咳、鼻水、顔の湿疹が出始めました。
ついにアレルギー、花粉症になってしまったかな?と思ったほどの激しさ。

カタル症状、抗アレルギーのハーブと言ったら、それはもう、エルダーフラワーしかありません。
ある晩、余りにも症状がひどくて眠れないので、手持ちのエルダーフラワーのティンクチャーをかっと飲んで休んでみましたら、信じられないくらい症状が軽くなったのです。
お昼間には、それまで飲んでいたエキナセアティーに加え、エルダーフラワーも加えてみましたが、やはりこのハーブの力で、カタル症状が1、2日後にはおさまっていきました。

今回の症状の御陰で、エルダーフラワーそのものの持つ力に触れることができ、とてもいい機会となりました。病も私にとっては「実験の場」!
一般的には「インフルエンザの特効薬」と呼ばれるエルダーですが、「カタル症状の特効薬」とも呼びたい程の、有り難い経験でした。

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エルダーフラワーの木を皆さんはご覧になったことがありますか?
私は初夏にヨーロッパに出かけることが度々あるのですが、本当によく、この木を見かけます。実に、「西欧」の雰囲気に溢れた木だな、といつも思います。
お花をアップでよく見てみると、それはそれは可愛らしい、正にフェアリーの物語にでも出てきそうな純真な星型の小さなお花が房状になって咲いており、童心に返れそうな懐かしさがあります。(是非お手持ちの本やネットで検索してみて下さい)

クリームイエローのこのお花の色は「フラボノイド」の色素成分。フラボノイドは、発汗、利尿、抗酸化作用(!)もあります。
(以前、ハーブティーのワークショップで、この「抗酸化」をお伝えしましたら、生徒さんたちに大人気のハーブとなりました。笑)

この木の姿、花の可愛らしさは、まるで純朴な温かさを持って、私たちの身体を守ってくれるかのようです。


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単独のティーで飲んでも、マスカットのような風味がとても美味しく飲みやすいハーブです。ここにハチミツを入れると、さらなる美味しさに。

風邪の時には、定番の免疫強化エキナセアの他、カモミール、ジンジャー、やはり西洋ではポピュラーな木、リンデン(西洋ボダイジュ)、ビタミンCたっぷりのローズヒップなどのいずれかとブレンドするのも。
花粉症には、浄血、造血の代表選手ネトル、さっぱりとするペパーミント、そしてやはりローズヒップなどのブレンドもお勧めです。



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左上)ドライのエルダーフラワー。ハーブショップで購入できます。エルダーフラワーも色々種類があるので、メディカルハーブ界で使用する、"Sambucus nigra" の学名を確かめて求めましょう。

右上)ティンクチャーも作っておくと、いざという時便利です。ティンクチャーはカップ1/2〜1杯の水かお湯に10滴ほど垂らして摂取します。ハーブティーに2,3滴垂らして飲んでもいいです。ハーブティーに比べるとお湯を湧かしてティーの準備をする手間がない分、手軽に摂取できますし、効能も強いです。

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有名なのは、エルダーフラワーの「コーディアル」。シロップのようなものですが、これのお湯割り、炭酸水割りも美味しいですね。ただ、コーディアル自体はお砂糖もたくさん使いますし、我が家では普段から常備しているものの一つにはなっていません。(私はブラウン・シュガーを使って作ることが多いので、上のお写真は大部茶色い出来上りです!)

以前ロンドンのPetersham Nurseryで、このエルダーコーディアルの炭酸水割りを飲んだ時の美味しさ!やはりヨーロッパで頂くと、その土地に馴染むせいか、身体の芯からじわりと美味しく感じた事を覚えています。



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by marie-foliage | 2016-01-16 05:51 | ハーブ


美は、見る人の心の中に。


by marie

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