Clivers Tincture(ヤエムグラのチンキ剤)


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いつの間にか洋服にくっついてくる草、ひっつき虫ことヤエムグラ。英名では、Clivers もしくはCleavers と言います。
雑草でもありますが、立派なメディシナル・ハーブでもあり。以前ハーブティーのクラスを開催した時に、皆さんにご紹介しましたら、びっくりされてらっしゃいました。

ハーブ・ショップでも、ドライのクリーバーズを購入することはできますが、せっかく庭のあちこちにも生えていることだしと、茂っている今のうちに(と言いましても、もう4月の話ですが!)フレッシュのクリーバーズでティンクチャー(チンキ剤)を作りました。

こうして庭やフィールドから採った草をティンクチャーに仕込んでいますと、やはり自然療法の原点は家庭であり、植物との距離がとても近かったものであることを感じます。
どんな状態で、どんなところに生えている植物なのか。どの部分を使用するのかーーー。
お店で売っているドライのハーブを利用した際には見えてこない点ですね。
たまには自分用、家庭用に、フレッシュの植物で剤型を作成するのは、とてもいいことだと思いました。

今年は新年から先月迄、身体の中にたまった毒素を排出する必要のある日々でしたので、リンパに働きかけ、身体の毒素や老廃物の排出を促すこのハーブは、今の自分にとても必要だと感じます。
出来上りが、とても楽しみです。


愛読させて頂いているリエコ・バークレーさんのハーブのご本によると、クリーバーズの薬用としての利用は、ドライよりもフレッシュハーブのチンキ剤、そしてジュースの方が、このハーブのエネルギーが届きやすいようだとのこと。
ジュースはまだ作ったことがありませんが、また是非作ってみたいと思います。


☞ ハーブ1:アルコール2(リエコさんによると、濃度25%がお勧めだそうです)で作成。
 ↓Moreご参照下さい。(なければ、通常の45%のアルコールでも問題ないと思います)

☞ ティンクチャー(チンキ剤)は、コップ半分〜1杯のお水かお湯に、10滴ほどティンク
  チャーを垂らして摂取します。一日3回まで。
  外用としては、お手持ちの植物性オイル(できればコスメグレードのもの)やクリーム
  などに垂らして混ぜて塗布するといいでしょう。

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Clivers /Cleavers
Galium aparine L.
ヤエムグラ

体質改善、リンパ浄化、消炎、強壮、利尿など。

扁桃腺、乳腺炎、湿疹、にきび、乾燥による痒み。むくみや尿路、前立腺の感染症。
生の葉は、やけどや日焼けなどの炎症をもおさえる湿布剤がわりになるそうです。
こんな知恵を持っていたら、いつの日か野外で応用できることがあるかもしれませんね!



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私の所属する日本メディカルハーブ協会で勉強させて頂きましたことは、

調製に用いる基剤のアルコール濃度は、原料とするハーブの含有成分のうち、
浸出させたい成分の、水とエタノールへの溶けやすさの違いによって調整するのだそうです。

例えば、ハーブの活性要因が主に水溶性の大きい成分であるハーブなどは
25%エタノール濃度にて抽出するといいようです。

通常は、45%のアルコールで抽出しますね。
クリーバーズも、もしお手元に25%のものがなければ、45%使用でも問題ないと思います。


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by marie-foliage | 2016-05-05 06:42 | ハーブ


美は、見る人の心の中に。


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