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Skullcap

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我が家にとって、「うつくしい5月」は、「忙しい5月」とも言い変えられるほど色々慌ただしい月。
学期末に向けての子ども関連の行事の他、お花のイベント、誕生日、記念日と家族行事が連なります。

こんな時に限って仕事も重なりに重なってしまい、この忙しい状況を楽しもうと発想の転換を試みたものの、さすがにひとりで抱え込むには限界があり。アタマはパンク寸前、あれこれと心配したり考え込んだり眠れない夜がありました。
そんな時、ふと思い付いたのが、ハーブのこと。
こういう時こそティンクチャーの力を借りようと、夜寝る前に、神経の沈静化に効果のある作り置きのバレリアンとスカルキャップを手に取りました。

今回は、考えすぎて思考が止まらない時、ふっとハーブの持つ力で優しく力を抜けさせ、気分の転換を促してくれるハーブ、スカルキャップを摂取してみたのですが、単品で摂るのは初めてのこと。今までは、他のハーブとブレンドして飛行機に乗る時に摂取していたので、単品をじっくり味わうことがありませんでした。

スカルキャップは、バレリアンやすみれなどを思わせる独特の甘い香りがありますが、口に含むと、少し苦みもあり。

この単品ハーブのスカルキャップのティンクチャーを摂取してベッドに入ると、自分でがんじがらめにしていたとりとめもない思考の輪から、いつの間にか解放され、気がつくと眠りに落ちていました。翌日も、そしてその翌日も、スカルキャップの力に、私は助けてもらいました。

ハーブは、優しく、力強い。
ひっそりとそこに在るだけなのに、しっかりと人にも働きかけ、見返りも何も求めません。ハーブと人間の関係は、本当は地球創世の頃から、こんな風に既に用意されていたものなのかもしれないーーーそんなことがふと脳裏をよぎります。大いなる存在の計らいによって。

心配、不安ーーー。これによって人間がその後の達成感をもって成長できることもありますが、その度合いが逆転して自分の限界に達した時。
すべてを、他のものに委ねて手放していればいいんだよということを、スカルキャップは教えてくれたような気がします。

  一回10滴をコップ1/2〜1カップの水かお湯で薄めて摂取。一日3回まで。

☞ Skullcap --- 学名:Scutellaria lateriflora L.
      [ラテン語]scutella(scutra/皿)latus(側面)florus(花の)
      鎮静、鎮痙作用。神経疲労、不安、緊張、不眠、興奮、ヒステリー、鬱、
      パニック、PMS,更年期症状の精神的症状に。
      疲れているのに眠れない夜に。
 

by marie-foliage | 2014-05-13 03:53 | ハーブ | Comments(0)


美は、見る人の心の中に。


by marie

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